変わり者妻のジャカルタ徒然草

ジャカルタに来てから約1年半。 日々の生活で感じる、日本との文化の違いや新鮮、斬新に感じること等の備忘録として。また、快適に暮らすために今まで考えてきたことを書き起こし、少しでもお役に立てたらと思い。

ブログの影響力 ~ビビりな私の言い訳記事、だけど結構大切なこと

こんにちは。ご無沙汰しております。

 

一度「ブログ書きません」宣言したにも関わらず、ちょいちょい現れております…

解散宣言したバンドが、限定で再結成するみたいな、そんな状態になっていますね(笑)

 

 

さて、今回の記事はというと。

 

 

ずーっと、

書いた方がいいかな、

 

 

でもブログを読んでどう判断するかは読者様の自己責任だしな。

 

 

という葛藤がどこかにあって。

 

でも、

今後のためにもやはり書いた方が良いだろうと思い、書くことにしました。

長文ですが、最後までお付き合い頂ければ幸いです。

 

 

テーマは、ざっくり言うと

「ジャカルタで出産する時は、日本で産むかジャカルタで産むか、よーくよーく考えて決断してください!!」

ということなのです。

 

 

 

えっ!?

このブログって、ジャカルタ出産推しブログじゃないの??

 

って思う方が多そうですが・・・

 

 

推してるわけじゃないんです。

私、デメリットも書いてますでしょ?

例えば、切迫早産疑惑の記事では、

4人も別の医師を試しました…

なんて、「どこか信用できないジャカルタ医療」についても綴っております。

もちろん

「思っていたよりは大丈夫」

と言う話もしていますが、

 

「これはちょっとな。。。」

と思う点もしっかり綴っていたつもりでした。

更に伏線として、

「私は、一応、日常会話程度の英語とインドネシア語は問題無い」

と言うことも書いていました。

 

 

 

このブログを更新しなくなって、かなりの月日が経っていますが、

今だに、割と新しくジャカルタに来られた方とお会いした際、話の流れから、

「ジャカルタで出産しました」

というと、

「えっ!!!??もしかしてブログ書かれてましたか!?ずっとブログ読んでました!!!

このブログを読んで、2人目はジャカルタで出産頑張ろうかな、と思えました。」

というような声を沢山頂いたり。

 

また、以前からの友人も、この1年の間に、数人妊娠した人がいて。

その際に、やはりジャカルタ出産についてよく相談されるんですね。

で、私は、このブログのことを友人達にはほとんど話してないもんで…

「実はブログを書いていたから、良かったら参考にして。」

と、ブログのこと伝えると、

「このブログ、もう見てたよーーー!!!

だって、妊娠した時に

『ジャカルタ 妊娠』

でググったら、トップに出てきたから。」

 

 

えぇぇぇぇーーーー!!!!

ほんまでっかーーーー!!!!????

 

 

もうね、申し訳ないのですが、

ジャカルタで2年くらい前の情報って、結構古くなっていると思うのですよ。

だってうちの子

「もうめっちゃ走ったりジャンプしてるよ!!??」(1歳8か月になりました♪)

更にこのブログ、1年以上前に更新止めたから、もはや人気ブログとは程遠い存在なわけで(笑)

それなのに、

今だに、上位だったり、ググり方によっては、トップに私のブログが出てしまったりして。

 
更には…
やはりそうやって検索に引っかかるからなのか、
企業様からも相談があったりもしました。(詳しくは言えませんが)
 
 
もう、この一年、このブログのおかげで、結構ビックリなことがありました。
 
 

それだけ、見てくださるのはとてもありがたいのです・・・

でもね、

同時に恐怖でもあるのです・・・

 

 

 

私のブログを読んでくださった方達、

中にはもちろん、

「やっぱ日本で出産しよう!」

と決断した方もいらっしゃいますが、

割と…いやかなり

「ジャカルタ出産に対してとっても肯定的」

な人が多くて。

 

 

上述したように、

リスク面や、語学に関すること等も綴っていたつもりだったのですが…

 

やはり、このブログの結末が

「無事にジャカルタで出産しました!めでたしめでたし♪」

だからなのかな。。。

もう少し、デメリットも強調すればよかったと、反省しております。。。

 

 

そして、

「ジャカルタ行きが決まったから、当分2人目は諦めようかな。」

という多くの方々に対して、良くも悪くも大いなる希望になったようで。

 

でも。

いざ実際に相談されて、私が色々話すと、

「やはりジャカルタ出産も、一概に良いとは言えないですね。

日本で産んだ方が良いか、もう一度よく考えます。」

という方も多いんです。

 

 

この1年で、色々な方からのメッセージを実際に聞くようになって初めて気付いたこと。

『ブログと実際の私の話とのイメージ格差』

 

これは、今後ジャカルタで妊娠された方のためにも、埋めておいた方が良いと考えたのです。

妊娠・出産自体、おめでたいことではあるけど、とても重たいテーマだから余計です。

このカテゴリーで、今だに私のブログが上位に来ることからも、

「いかにジャカルタでの妊娠・出産情報が少ないか」がよく分かるので。

 

 

 

 

改めて、メリットとデメリットを、しっかりまとめます。

【ジャカルタ出産のメリット】

・上の子がすでに幼稚園や学校に通っている場合、いつも通りの生活を送れる

(日本に帰るとなると、数か月間の預け先を考慮しないといけない)

・旦那との立ち会い出産が可能

・自分が入院していても、家事や、子供の送迎等も、メイドやベビーシッターに任せることが出来る

・入院費、出産費が日本と比べて割安

→価格は、年々変わるとは思いますが、私の出産した2016年現在では、

ベッド、食事用机、シャワールーム、更にソファーベッドまで付いた、広い個室だったにも関わらず、2泊3日で28juta。日本の出産育児一時金42万円(←日本の健康保険に加入していれば、海外駐在でももらえます。この点は、各自確認された方が良い点ですね)で十分おつりがくる金額でした。

・(病院にもよると思うが)日本で出産だと、出産前だけでなく、「妊娠初期にも、一度日本でも検査を受けて下さい。」言われるなど、日本に帰らなければいけない機会が増えてしまう。

→上の子がいると、これが負担だったりする

 

見て分かるように、


「すでに上にお子様がいらっしゃる場合」


は、ジャカルタ出産の場合、沢山のメリットがあります。



また、ジャカルタ出産のメリットを活かすには、

「メイドさん、ベビーシッターさん」

の存在が不可欠です。


自分が何日間か家を開けてても、家や子供を任せられる程の信頼関係が必要ですし、

また、そうなるためには、必然的に、


ある程度の語学力(メイドさんが日本語できる場合は除外)

ある程度の月日


が必要です。


そうなると、上の子がいて、

更に、ジャカルタ生活を初めて少なくとも半年~1年以上経ち、生活も慣れてきてる、情報もそれなりに集められる、語学面もそこまで心配いらない…

という環境の方は、ジャカルタ出産を選択されても良いと思います。


メリットを充分活かしきれなさそうであれば、どこで出産するのが良いか、よく検討した方が良いと思います。





【ジャカルタ出産のデメリット】

・医療面医療面医療面!!!

今回強調したい点はココです。

 

この点は、とても判断がつきにくいところだと思うので…具体的にどんな感じか、聞いた実例を書きます。

 

でも、もちろんですが!!

このブログだけでの自己判断は危険です。

もし何かトラブルがあった際は、ジャカルタの医者、それが心元無ければ、日本の医者にも相談した方が良いです。

 

例1)妊娠中、なにも問題なかった

→ジャカルタで通常出産

・ただし!!!万一輸血沙汰になった場合は、

シンガポールに緊急搬送の可能性があります。

というのも、インドネシアって輸血事情が良くないのです。

うちの子が2回目デング熱疑惑で入院した際も、医師から

「血小板の値が2万切ったら、輸血になります。なので、血小板の値が5万を切ったら緊急でシンガポールに行きましょう。」

と言われたことがあります。(結局、デング熱じゃなくて突発性発疹だったから、血小板の値は9万くらいまで下がったけど、その後すぐ復活しました。)

 

出産での輸血というと、要は大量出血。この場合、日本でも一大事、そして、可能性としては低いわけで。。。

そこをどう考えるかですよね。

 

例2)前置胎盤が、妊娠後半でも治らなかった

→医師からも、日本もしくはシンガポールでの出産を薦められると思います。

理由は、前置胎盤の場合、出産時に大量出血する可能性が高いからです。上述した通り、インドネシアは輸血事情が良くありません。なので、高リスク出産と事前に分かっている場合は、医師からも日本やシンガポールの出産を薦められると思います。

 

例3)心臓に疾患があった

→日本もしくはシンガポール

エコー診察でとても重要なことの一つに「胎児のうちに心臓疾患を発見する」というものがあるそうです。これは、産まれてから早急に手術等で対処すれば、予後が良好なものが多い、反対に発見されなければ、命に関わることも。

心臓疾患も、大なり小なり色々あるみたいですが…特に手術が必要な場合(帝王切開以外)は、やはりジャカルタでは出産しない方が賢明でしょう。

実際、日本人ではないのですが、友人の胎児に心臓疾患が見つかり、先進国である母国で出産・手術したそうです。

 

例4)切迫流産、早産

→ならないように、妊娠中は無理をしないのが一番です。

 切迫早産は、絶対安静になってしまった場合は、飛行機も乗れなくなってしまうと思うので…

私は、ジャカルタ出産の際、切迫早産危機の時、本当にヒヤヒヤでした・・・

おかげで、妊娠生活は、ほとんど家にいたと思います。(そして激太り涙)

ジャカルタにも、もちろんNICUはあるし、実際に、少し早産で産まれてしまったけども、今は全く問題無く暮らしている、友人のお子さんもいます。

でもやはり、リスクは避けるべきではないか、というのが、個人的な意見です。

 

良く、貴重な駐在生活、妊婦生活だからと、マタニティトリップをされる方もいらっしゃいます。近年はインドネシアの発展にともない、以前よりもインドネシア国内旅行先の選択肢が増えているように思います。

 

でも、

「ここは、インドネシア。発展途上国。ジャカルタ・バリ辺りならまだしも、地方に行けば、医療の質は一気に下がる」

 

ということは頭に入れておいた方が良いと思います。

 

 

駐在生活をするにあたり、

ブログを情報源にしている方が圧倒的に多いと思います。

実際に、その影響力を痛感したからこそ、言えるのですが、

 

 

「ブログはあくまでも参考です。一人一人、その時の体調や状況も違うし、もっと言えば、語学力や、インドネシアに対する知識量などなども全然違うんです」

 

例えば、私の出産だって、

「結果、何事も無かったから、ブログに書けてる」

んです。

 

もちろん、中には書いてる方もいるけども・・・きっと多くはないですよね。

 

 

 

もちろん、この点に関しては、自己責任になってしまうのですが、何かあってからでは遅いので…

 

 

では、他のデメリットを書きます。

・ご本人、旦那様共に語学に不安がある人で、24時間の通訳サポート(Wellbeとか)を付けられない方は、どうしても意思疎通に難ありです。

例えばポンドックインダー病院の場合、日中はJクリニックの通訳がついてくれますが、夜中に何かあった場合は、通訳無しの対応です。

この辺りが心配な方は、日本での出産を検討するか、妊娠が発覚してから出産までは数ヶ月間あるので、そこで頑張って日常会話と、医療用語少々を身につけるか、でしょうか。

 

・渋滞が酷いので、病院が家から遠い場合は、余裕を持って早めに入院する場合もある。

→私も以前ブログに書きましたが、結局、約1週間は入院してました。 

→メイドさん・ベビーシッターさん等、家事や上の子を安心して任せられる人がいないと、ジャカルタ出産はちょっと厳しいこともあるかもしれません。

 



初産の場合は、

長く住んでいて、よほどインドネシア生活に慣れているか、

旦那様がインドネシア人等、インドネシアに縁がある方ならまだしも、


数年滞在するだけの方に対しては、100%、

「日本での出産」を薦めてます。

まぁ、そういう方が、初産で、

「ジャカルタで産みたいでーす!!!」

って言うの、聞かないけども…



経産婦の場合は、既に勝手が分かっているので、危機管理もしやすいし、

多少言葉に難アリでも(全然ダメだとさすがにキツいけどね)

ある程度言っていることの予測が付きます。

初産は、全てが未知の経験ですからね…日本で産むのもドキドキなのに。




   【私がアドバイスする場合】(あくまで一意見です)

・初産の場合は、日本での出産を強く薦めます。


・最初から、ジャカルタ出産にしようと思っていても、緊急で日本出産になる場合もあります。

念のため妊娠が発覚した場合は、日本の病院にも連絡し、相談しましょう。可能であれば、念のため予約を取りましょう(地域によっては、早々に分娩予約が満員になるため(私の地元では、妊娠10週までに予約しないとダメでした)胎動確認できた辺りで、連絡した方が良いと思います)


・ジャカルタで出産する場合は、分娩までのシミュレーションをしっかりと。

病院までの道のりも、徹底的に調べます。(どの道が一番早く着くか、渋滞の頻度、渋滞の時間等)


・尿検査はじめ、各検査は「言えばやってくれます」ので、積極的に言いましょう。少しでも気になることがあったら、その場で質問しましょう。

初期の血液検査はちゃんとあります。

私は、トキソプラズマ疑惑があった際に、その旨を先生に相談して、血液検査をしてもらいました。尿検査も希望してました。


・妊婦健診、分娩の先生は、ある程度人気があり、評判の良い先生を選びましょう。先生選びは、非常に重要です。

病院のHPを見て、上の方に名前が載っている先生は、ベテランのことが多いです。

また、その先生の勤務日程を確認しましょう。例えば、ボンドックインダー病院だと、HPに、先生の勤務曜日、時間が載っています。

勤務日数、時間が少ない先生は、余程評判が良くなければ、避けた方が無難です。他の病院と掛け持ちしていることが多く、渋滞等で遅刻してくることも多いので。また、緊急時にも診てもらいにくいです。


健診と分娩は、出来れば同じ先生だと、勝手が分かってるので望ましいです。

その先生が

「分娩できる先生」

なのかも確認します。

(たしか、Jクリニックからの紹介の場合は、Dr.Sawtriになることが多いですが、たしか分娩はやってなかったかと…違ってたらすみません)



この1年、新たに色々な方から得た情報を元に、更新させて頂きました。

リスク面の強調ですみません…でも、大切なことなので。

 

もしジャカルタで妊娠された方、出産を考えていらっしゃる方、

長所・短所をよく考慮して、是非ご自身にとってベストな方法を見つけて頂ければと思います。

 

 

ブログを再開しました

ご無沙汰しております。



長らくブログを書いていませんでしたが、

やりたいことが少し軌道にのり、
少し時間的にも気持ち的にも余裕が出てきましたので、
ブログを再開しました!


今回は、
今までのブログよりもカジュアルに絵文字とか使って書きたかったので(笑)
アメブロさんで始めてみました。


https://ameblo.jp/jurielizm
↑こちらが新しいブログのURLです。


新しく始めたブログは、
このブログに比べると、情報というよりも、
プライベートな雑記という感じなので、
ブログランキングにも参加しないつもりです。
(参加したとしても、OUTポイントのみにしようかと。まだ悩み中ですが)

でも、情報要素(産後直後のこととか)も少しは載せるつもりですので、
もしご興味ある方がいらっしゃいましたら、
読んで頂けると嬉しいです!


それでは、また。

出産と産後のこと。そして最後のご挨拶

こんにちは。

 

今回は分娩について書きます。

 

「ジャカルタでの妊娠、出産について知ってもらいたい。」と思ったことがキッカケで始めたブログ。

少しずつ書いてきて、いよいよここまで来たか、という思いです。

 

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 病室から陣痛室に到着して、子宮口チェック。

「5㎝開いてるから、分娩室に移動しましょう。」

子宮口5センチ以上になったから、陣痛室から個室の分娩室に移動。

 

 

分娩室で、陣痛の痛みに耐える際、四つん這いになってたら助産師さんから

「横向きに寝て」と言われる…

好きな体勢でいたかったのですが!

でも、ずっと付き添って背中をマッサージしてくれました。

とても上手で、痛みがかなり和らぎました。

 

ずっと、無痛分娩か自然分娩か迷っていて、子宮口6センチ開大時点で無痛分娩を選択。

夜中だったので、医師に電話で許可を取り、助産師さんがお尻に注射。

24時間OKだそうです。

日本だと、予め予約が必要だったり、麻酔科医がいないと無痛分娩出来なかったりしますよね。

インドネシアは、欧米と同様、無痛分娩にする人が多いそうで、

その分フレキシブルに対応できるようになってるようです。

「その場の気分で決めてOK」らしいです。

 

麻酔しても陣痛が痛いことは痛いですが、それでもだいぶ緩和されたと思います。

分娩に備えられたので、麻酔やって良かったです。

 

夜勤の助産師さんは3人。

夜中だったので、ドクターは既に帰宅していましたが、家が近いらしく、助産師さんが連絡してすぐにかけつけてくれました。

日本と違い、担当医が決まっています。(以前のブログ記事を参照)

 

私の分娩は、Dr.Bramunditoが担当。

 

破水して、子宮口が10㎝、全開になったら先生登場。

横で助産師さんが、

「Tarik napas」(吸って〜〜)

「Fu〜〜」(こんな感じで吐いて、みたいな)

と指示出ししてくれてたのと、

赤ちゃんの頭が出かかっていて、痛くてついタイミングを誤っていきんでしまい、

「Berhunti Berhunti!!!」と先生達に止められたのをなんとなく覚えています。

 

で、無事出産!!!!

 

 

感動の対面でした。

今までの痛み、苦しみを全部忘れてしまいますね。

言葉に出来ない気持ち。

 

 

ジャカルタでの、約10ヶ月間の妊娠生活。

「割と発展はしてるけど、発展途上国での出産」ということに

多少の不安もありつつ。

色々ありましたが、なんとかなりました!!

 


ジャカルタでの出産。

貴重な経験になりました。


日本に帰ってからも、子供を見て昔を思い返した時に、

ここジャカルタで過ごしたことに思いを馳せるのかな。



さてここで…

分娩&産後で、皆様が疑問に思いそうなことを、Q&A方式で記しておこうと思います。

 

Q1:Jクリニックの通訳はつけましたか?

A1:夕方以降の分娩になった場合は通訳つけられないので、通訳無しにしました

(実際、今回の分娩も夜中だったですし)

その代わり、妊娠中よく使う用語を、英語・インドネシア語共に少し勉強したり、

インドネシア人の友人に教えてもらったりしました。

ただ、もし予定帝王切開だったら、分娩予約が出来るので、通訳つけたかもしれません。

 

Q2:分娩中に、インドネシア語や英語を言う自信がありません

A2:私は分娩中「sakit!!」と言わず「痛い痛い!!」って言っちゃってました。さすがに無理でした。

でも、助産師さんや医師は慣れてますから。分かってくれてました(笑)

ただ、彼らはインドネシア語か英語で指示等してきますから、それは聞き取らないといけません。

単語等を勉強するよりも、分娩のシミュレーションが大切です。(初産の場合は特に)

手順が頭に入っていれば、何言ってるかなんとなくわかります。

旦那は付き添いで傍にいられますので、通訳の意味でもいてくれたら安心ですね。

 

Q3:呼吸方は?

A3:助産師さんが指示してきたのは、ラマーズ法でした。「ヒッヒッフ―――」ってやつですね。事前に呼吸法を練習しておくと安心です。

 

Q4:入院時の持ち物は?

日本の病院+α、でしょうか。パジャマ、下着、産褥ベルト、タオル、シャンプー、歯ブラシ等も持参。

あと、ドライヤー、生理用ナプキン(産後の悪露のため。言えば病院でもらえたかもしれないですが)も持参しました。

シャンプー等の日用品は、旅行先のリゾートホテルで余ったものがとっても役に立ちました。

分娩時は、病院が専用の服を貸してくれますので、それに着替えます。自分で前開きパジャマを用意する必要はなかったです。

 

Q5:産後の入院はどんな感じ?

問題なければ、分娩した日の翌々日に退院です。帝王切開の場合はもう少しかかりますが、

友人は「上の子がいるから家に帰りたい」とお願いしたら、3日で退院できたと言っていました(通院はしたみたいですが)

 

基本は母子同室でしたが、私が疲れている時、食事したい時は新生児室に赤ちゃんを連れていってくれました。

オムツ替え、母乳のあげ方、沐浴等の指導はありませんが、言えば教えてくれます。私は、子供が上と下で性別が違うので、オムツ替え(の時の拭き方)に慣れておらず。なので質問したら、丁寧に教えてくれました。

 

オムツ替えもやってくれます。看護師さんが、ウンチやオシッコの状態をチェックしてくれてるので、意外と大事。

一度、ナースコール鳴らすのはちょっと申し訳無いと思い、自分で新生児室まで連れてったら、

「お母さんは休んでなきゃダメ!私達が部屋まで行くから。」と言われました。至れりつくせり。

 

一応、2〜3時間置きに授乳するよう言われていて、最後にいつ授乳したか等聞かれます。

 

赤ちゃんは入院中に色々な検査をされますが、日本でやっている「新生児スクリーニング検査」はありません。

新生児黄疸チェックは、おでこに機械を当てる検査が無く、足の裏から血を少量採取する血液検査です。

痛そうで可哀想ではありますが、血液検査で詳しく出るため、深刻な黄疸かどうか判断しやすいというメリットはあります。

入院中に、B型肝炎の予防接種をされます。日本だと生後2か月から予防接種開始なので…ちょっとビックリしました。

 

日本の出生届等に必要な書類は、産まれてから1日半程で用意してくれました。

 

Q6:病院の食事は?

A6:朝・昼・晩・間食2食。夜最初の日は、希望が取れないので、余りものがテキトーに回ってきました。

前日に、翌日3食分の希望を聞かれます。

  普通に美味しかったです。ポンドックインダ―病院では、

  インドネシア料理、アジア料理、ウェスタン料理、日本料理(VIPルーム以上)

から選べます。

病院食なので、辛くないです。

私はアジアとウェスタンをよく頼んでいました。アジア料理は、インドネシア料理と似てるんですが、ちょっと中華っぽくなってたかな。

間食は、インドネシアのおやつ。「Monami」で売ってるような物が出ます。

 ちなみに、トータルで2500カロリーらしい。でも全部食べてしまったため、数日間の入院で3㎏くらい太りました…

 

Q7:赤ちゃんのパスポート、KITASの手続きは?

A7:産まれてから2か月以内にKITASを作らないと、「不法滞在」扱いです。

とにかく早く準備することが肝心。

KITAS取得のためには…

出生届を日本の役所で受理してもらう→証明書と必要書類をジャカルタの日本国大使館に持って行ってパスポート作成

をする必要があります。

書類は、親や出張者の方にお願いして、日本とジャカルタを行き来させました。

パスポートの写真は、デジカメで撮って、モールに入ってる写真屋でパスポート用に加工してもらいました。

うちの子のパスポートは生後3日目の写真。目を開けていた隙に急いで撮りました。

KITASの写真は生後1ヶ月頃。寝てる写真です(笑)撮影時に、寝てるから起こそうとしたら「そのままでいいよ。」と言われました。

KITASは厳しいのかテキトーなのかよく分かりません(笑)


Q8:ジャカルタで出産の心配が拭えません

A8:日本での出産、ジャカルタでの出産のメリット・デメリットを比較して、自分に合った出産方法で。

医療面はもちろん日本の方がレベルが高いです。

言葉の壁もあります。

そこが心配なら日本に帰った方が…と思いますが、

長距離移動による早産リスク

旦那と離れての生活

実家にお世話になれるか

上の子をどうするか

等、日本に帰ることによるデメリットもあるわけで。

家庭の事情や、どこを重要視するかは、それぞれ違います。

ちなみに、私が、ジャカルタで出産した理由は、以前の記事「その1 キッカケ」で書きましたので、参考までに。

 

Q8:今日ブログ記事長くない??

A8:実は…

  

今日が丁度100個目の記事なのです。

 

で、たまたま「出産」のネタでした。

 

元々、「出産」についての情報を書きたくて始めたブログだから・・・

100個目というキリの良さも、きっと何かの縁。

 

 

 

 

なので、この記事を、このブログの最後の記事にしようと決めました。

 

 

 

 

ブログをやって良かったと思っています。

 

多くの方が、私のブログを読んでくださり。

誰にもブログ書いていることをカミングアウトしていないのですが、知り合った人の中にはもちろん、私だと気付いた人もいて、

「ずっとブログ読んでいました!!ブックマークしていました!!」

と言って下さったり。感無量です。

私の発信する情報が少しでも皆様の役に立てたらいいなと。そういう思いで更新してきました。

 

 

 

でも、気付いたんです。

 

ブログを始めてから、明らかに携帯やPCと向き合う時間が増えました。

 

 

ブログ1記事書くのにもそれなりに時間を使ってしまうし、

ネタ探しのために写真を撮ったりもするし。

 

気付くと、頭の中結構ブログのこと考えてたりして。

 

 

無意識のうちに、携帯をいじってしまうんですよね・・・

それでこそ、ブログ以外に、色んなSNSもあるのに。

子供も2人になり、2人目の子が起きている時間が少しずつ長くなってきて、

携帯やPCを開けられる時間も減ったので。

日中、子供が起きている間は、子供のための時間としっかり割り切って。

 

 

そして、子供が寝た後の僅かな自分だけの時間は、

沢山抱えてる「自分のやりたいこと」に専念することに決めました。

 

 

 

ただ、産後のことをあまり書けなかったのが心残りなので…

もしも、妊娠や出産、産後のことで「どうしても聞きたい!!」

という質問がありましたら、

是非コメントにメールアドレスを添えて送って頂けると嬉しいです。

(コメント欄と別に、メールアドレスを入力する欄があるはず??)

 コメントは承認制ですので、私が承認しない限りコメントは公開されません。

メールアドレスが公開されることも当然ありません。

 

私のメールアドレスを…とも思ったのですが、ブログ記事に公開するのは少々勇気がいるので。上記の方法しか思いつかなかったです、申し訳ありません。

 

質問によっては、分からないこともあると思いますし、

お答えできないこともあると思いますが、なるべく頑張って返すようにしたいと思います。

あ、もちろん「是非ブログを書籍化しませんか??」というお誘いも大歓迎です(笑)

(来るわけなーーーーーい!)

 

 

今まで読んで下さった皆様、本当にありがとうございました。

私のブログが、少しでも皆様のジャカルタ生活のお役に立てれば幸いです。


それでは、またいつかどこかで。(パパイヤとかですれ違うかも)

 

 

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ホットでSexy衣装の"Hooters"がジャカルタに。そしてオープンはまさかのあの場所

こんにちは。

 

皆さん "Hooters"をご存知ですか?

アメリカのレストランなんですが、注目すべきは、

"Hooters Girl"

と呼ばれるウェイトレス達。

胸元バッッックリ開いたタンクトップにショートパンツという、健康的だけどセクシーな衣装が魅力的。

 

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この店が、12月にオープンするらしいです。

 

しかも!皆さんの、

というか…

 

 

小さい子連れママさんにお馴染みの場所にオープンしまーす。

 

えっ?どこどこ??

 

はい、発表します!!!!

 

 

デレレレレレ

 

ジャーーーーン

 

 

 

 

Kemangの、

Tamani Kids(日本人にも人気のプレイグラウンド)

が入ってるビルの地上階に堂々オープン!!

 

下のサイトに、綺麗な写真が載ってます。

Hootersの左側の入り口にTamani Kidsへ行くエレベーターがあるという仕打ち(笑)

 

indonesia.coconuts.co

 

しかもこのビル、

KindyRooという幼児教室に、Picasoというお絵描き教室まで入っています。

さらに向かい側のビルはChipmunksというプレイグラウンドもあり。

まさに子供達が集うエリアなのであります!!

 

 

いやーん、子供にはちょっと刺激的じゃなぁ〜〜い??

 

無邪気に

「あのフクロウのお店行きたい」

とか言われたらお母さん困っちゃうよ??

で、

「なんでお母さんは胸無いの?」

「なんでお母さんはお腹出てるの?」

とか無邪気に言われたらお母さん泣いちゃうよ?(笑)

 

 

さすが、昼は子供と女性に優しく、夜は大人に優しい街、クマン。やってくれますね!!

 

 

あーーーー

飲みたい飲みたい飲みたいよぉぉ〜〜〜〜〜〜〜〜

 

もう少しの辛抱です。

卒乳後のビールは格別です!!!

仕事後の一杯の比じゃないですよ!!!!

(まぁ、今も飲めないわけじゃないんですが、飲みだすと止まらなくなること必至なので止めてます)

 

でも、記念すべき断酒明けは、ビンタンよりも、

日本でエビスかプレミアムモルツがいいですね。ははは。

 

話がそれてしまいましたが…

Hooters、一応Coming Soonということで、記事にしてみました。

ヘルシーセクシー衣装拝みたい方は是非!!笑

 

 

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ジャカルタで出産2 〜入院費用、部屋

こんにちは。

 

「一気に出産編三部作書きます!」

と言いながら、前回から1週間空いてしまった。。。なんという体たらく。

まぁ、もともとTidak apa apa更新(続いていることが奇跡!)のブログですのでご了承下さい。

 

過去記事はコチラ↓↓↓

jakartaizm.hatenablog.com

 

さて前回ついに入院となり、今回 はお待ちかね!!ついに出産か!?

 

ざんねーん!まだでした。

今回は、産前の入院生活全般についてお話します。

 

実は…子宮口2㎝で、陣痛も来始めたから入院したものの、

その後陣痛が遠のいてしまい、数日居座るハメになりました。

病院内の、通れる所を散歩しまくり、更には外の庭も散歩し、部屋の中をぐるぐるしたりスクワットしたりしたのですが、陣痛来ては遠のきを繰り返してしまい。

初産の時もそうだったので、本陣痛が来にくい体質なのか、単に太り過ぎたせいなのかはよく分かりません。

まぁ、無事に産まれ育っているのでよしとしましょう。

 

で、入院となると、気になるのがお部屋そしてお値段!!

簡単に解説すると…

・VIPルーム以上が個室

・3日間の入院パッケージの料金が記載されています。

ポンドックインダ―病院の場合(多分他の病院もだと思いますが)分娩後経過が良好な場合は翌々日に退院です。なので3日分。

・日本に比べると安いですね。

・海外での出産でも出産育児一時金が受け取れます。

優雅に個室を選んでもかなり余るくらいのお値段。

 

1.普通分娩

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2.帝王切開

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3.双子出産

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スマホの影入ってしまってすみません。。。

 

で、私の場合、折角の機会だからと、調子に乗って

「VVIP A」ルームを選択しました。

 

部屋はこんな感じでした。写真どーん

 

さすが個室。広いです。

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ここで家族で食事もできちゃう

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ソファベッド。旦那と上の子もお泊りできるので、結果この部屋選んで良かったです。

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バスルーム。余ってたアヤナリゾートのバスグッズで気分上げ(笑)

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日本でこの広さだと、かなりいい値段するんだろうな~。

やはり、旦那と子供が泊まれるのはとてもポイント高かったです。

私の場合、産まれる前に何日か入院しちゃったもんだから余計。

 

 

ちなみに、一番上の「SUITE」ルーム。

この部屋の倍くらいの広さです。Woowwww VIP!!!!

また、病室のドアに覗き穴がついているのですが、この部屋にだけはそれが付いていない。やっぱ有名人はココを利用するのかしら~なんて思っていたのですが。

実際、私が入院している間に、この部屋を使っている人がいたのですが。

大家族でした…とにかく訪問客が多過ぎでした(笑)

なるほど。部屋が広いから、単にセレブが使うわけじゃなくて、

大家族向けでもあるんですね。

 

また「VIP」ルームは、

前回の記事に投稿した、LDRの分娩室と同じくらいの広さです。

ベッドと、来客用のソファー、洗面台、バスルームが付いています。

 

 

お部屋、値段についてはこんな感じで。

ご飯編はまた別途書きます。

 

 

 

で、入院して、動きまくっても全く本陣痛にならない私。

母子ともに元気ではあったけど、お腹痛くなったり遠のいたりを繰り返すから、このままだと体力削られるねってことで、

結局、座薬の陣痛促進剤を使いました。

先生曰く「効き目弱い」らしい。(点滴の方が強いのかな、たしか…)

1回使っても全然ダメでした…

で、また投与した日の夜中。

 

ようやく、

「今までから一歩進んだ感じ」

になりました。

今までと痛みが違うぞこれは!!!!

このままグイグイいっちゃう感じだぞこれは!

 

分娩室に内線電話。

「陣痛来たっぽいです。今までで一番痛いです。」

「分娩室まで歩いて来れそう?」

「多分…」

ということで、部屋から歩いて分娩室に向かいました。

今までは、痛くても普通に歩けてたけど、今回は壁を伝いながらヨタヨタ歩き。

こんなんだったっけ陣痛って!!??

と、淡い昔の記憶を辿りながら、

「これはいよいよだな…」

と分娩の決意を固くするのでありました。

 

 

次回、「衝撃と感動の分娩編」

to be continued....

(別にフツ―に分娩しました)

 

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ジャカルタで出産1 〜陣痛から、ついに入院へ

こんにちは。

 

いよいよ、出産直前の話について書きます。

というわけで、タイトルも「妊娠」→「出産」へ変更。

出産編は、3部作を予定しております。

 

 

 

臨月に入り、とある日の夕方。

お腹が張って、少し強い痛みが襲ってきた。

大体15分間隔で。

 

私は直ちに「病院へ行こう!」と決心しました。

で、車内から病院に電話をしてしまいました。

 

日本での段取りだと、

まず病院に電話をして状況説明をし、自宅待機で大丈夫か、病院に行くか、指示を仰ぐのが一般的なのですが…

 

 

よりによって、お腹が痛くなった時刻は夕方。そう、大渋滞タイムです。

いつもはすぐ行ける道も、夕方は時間が読めません。

 

ましてや私は経産婦のため、陣痛が始まったら、あれよあれよと言う間に産まれてしまう可能性もあるわけで。

「渋滞してて間に合わなくて、車内で産みましたーーー!!!!」

なんて、レジェンドにはなるかもしれないけど。

命掛かってるんだから、そんなハイリスクな事態は絶対避けたい。

 

そう考えた結果、

「とりあえず車乗るのが先だ」

と勝手に決めました。

こんなテキトーで大丈夫なんかなーとも思いますが…

まぁ、分娩予約不要なくらいだから、大丈夫だろうと。

出た!Tidak apa apa!

 

で、道中で電話。

 

……あ、どこにかければいいんだ? っけ??

調べておけよそのくらーい!!!!

 

 

ポンドックインダー病院の場合、代表電話にかけると音声ガイダンスが流れます。

最初にサラッと

「英語の方は✳︎を押して下さい。」と言われるので、英語がいい方は✳︎を押します。スルーしてると、インドネシア語でガイダンスが流れます。

「1」がエマージェンシー。緊急です。

「2」が診察予約です。

 

あとは分かりません、すみません。でもこの2つを覚えてればなんとかなります。

 

私は、とりあえず「1」を押してしまいました…緊急だし…

 

 

ココで、緊急時でアワアワしないためのインドネシア語講座!!

(初心者のクセに生意気な…でも通じましたのでご安心を)

「Kebidanan」 産婦人科

「Ruang persalinan」分娩室

「Kontraaksi」陣痛

「setiap10menit」10分毎

「pecah 」破水

 

「Saya mau ke kebidanan,karena sekarang ada Kontraaksi  setiap 10menit.」

「産婦人科お願いします。今10分起きに陣痛がきてるので。」

「Saya sudah pecah」

「破水しました。」

 

私は、陣痛が来てることを告げると、特に電話をたわい回しにされることもなく、

名前、生年月日(もしくは病院のID)担当Dr.を聞かれ、

「Langsung ke Lantai3 ya.」

とか言われます。

「直接、3階の産婦人科の陣痛室に行って下さい。」

ってことですね。

(分娩専用の番号もあるのかもしれませんが、このやり方でも問題無かったです。)

 

で、病院到着。

かーなーり時間かかりました。午前中と全然違う…恐るべし夕方の渋滞。

まぁ、想定内でしたが。

15分間隔だった陣痛は、既に10分間隔になってました。

 

で、直接陣痛室に向かいます。

3階のエレベーターを降りて、

右手は妊婦健診等を受ける診察室。

左手が、陣痛室と分娩室です。

ドアロックされているので、中にいる人に開けてもらいましょう。

誰もいなさそうな場合は、近くにいるガードマンが開けてくれたりします。

 

陣痛室は、

相部屋(5人まで)

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LDR(陣痛始まった時から分娩まで、同じ個室)があり、 LDRの場合は追加料金がかかります。

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ジャカルタの出産費用は、おそらく年々上がってるとは思いますが、2016年現在、それでも日本に比べると安いです。

(今度その点を書ければと)

 

なので、調子に乗ってLDR選択したくなっちゃいますが、

個人的には、その必要は無いかなと思います。

 

 

なぜなら、ポンドックインダー病院だと、

子宮口が5㎝開いた時点で、陣痛室の隣や向かいにある分娩室に移動します。

個人差はありますが、子宮口5㎝なら

「まぁ痛いけど自分1人で余裕で歩けるレベル」

です。

早めに分娩室に移動することもあり、陣痛室がいっぱいになってることは無かったです。多くても2、3人。

(実はこの後数日間ココでお世話になるハメになったので、ばっちりチェック済です笑)

 

ちなみに、日本で出産した時は、分娩室が混んでたこともあり、

子宮口10㎝(最大値)で移動だったので、痛すぎてもはやわけ分かんない状態でした。

 

 

さてさて、陣痛室に向かい、ベッドに横になります。

血圧や体温を計り、お腹に機械を当てて、20分程お腹の張りをチェックします。

この時に、赤ちゃんの心音を聴くため、お腹の上から赤ちゃんの心臓の位置を探すんですが、コレ、発見できない時は本当に発見出来ないんですよね。数分かかることもあったような。

 

でも、どの看護師さんも一瞬で見抜いてました。お腹の中見えてるんかい!!って思うくらい。

患者数が多くて経験豊富なのか、自分自身が出産を経験してるからなのか。

「この看護師さん達なら安心かな。」と思わされた一コマでした。

 

で、診察時間内で、まだ担当医が病院にいたため、陣痛室に来て直接子宮口チェック。

 

「2㎝開大だね。帰ってもいいけど、経産婦だと進みが早いからなぁ〜。

もし渋滞が恐いなら、入院してもいいよ。」

 

はい、渋滞恐いです。

ってことで、ついに入院になりました!!!!

続く。

 

 

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渋滞論 〜自明のことを書く必要性は?

こんにちは。

 

今回のテーマは「ジャカルタの渋滞」なので、渋滞論というタイトルでカッコつけてみました(笑)

最近特に話題になっていた、長谷川豊さん風に…

議論の賛否はともかく、長谷川さんのブログの書き方は、とても分かりやすくて好きです。

 

 

 

さて本題。

ジャカルタ及びその近郊に住む人に取って、渋滞はもはや生活の一部。

 

どこかに出かける時は、渋滞のことを考えて時間を決めなければならず、

人と会った時は開口一番

「ごめーん渋滞してて遅くなっちゃった!」

「渋滞怖くて早めに出たら、意外と早く着いちゃった。」

なんて会話する人も多いのではないでしょうか?

 

とにかく、どこだって渋滞なんです。そう、どこだって。

ここもそこもあそこも!!!!

スムーズに行けたら奇跡!今日はラッキーディ!!

 

 

当たり前のように交わしている渋滞トーク。

知り合い同士なら問題無いけども。

 

しかし、

例えば、私がブログで、どこかに行った時のことを書いた時に、

「◯◯に行ったんだけど、渋滞してた。」

と、一般論のように記事に描いたら。

 

そのブログを見た人はどう思うでしょうか?

◯◯に行くために毎回渋滞を警戒する人もいれば、

渋滞するんだったら、わざわざ◯◯に行きたくないなぁ…って思うかもしれませんね。

また、もしそのエリアに住んでる人がブログを見たら?

おそらく嫌な気持ちになると思います。

 

 

要は何が言いたいかと言いますと…

「わざわざ『渋滞してました』ってブログなりSNSなりで書く必要あるのかな?」

って思ってしまうのです。

 

 

普段は20分で行ける所に2時間3時間かかった!とかなら、渋滞そのものをネタにするのもアリだと思うのですが、

無意識のうちに「渋滞」と書かれると。

 

折角、素敵なレストランだなって思っても、渋滞するって言われたら台無しだし。

「渋滞に巻き込まれてでも行く価値アリ!!」って書いてくれないと(笑)

むしろ、そう書かれたお店には絶対行っちゃいます!!

 

極論かもしれませんが、内容によっては、

「そのお店、レストラン、モール、地域のことを馬鹿にしてんのかな?」

と取れてしまうものもあります。

全体的に酷評してる内容なら、そういうネタなんだと思うし全然問題ないんですが、

全体的に当たり障りなく書かれているのに、

「渋滞が…」

と一言書かれてると。。。多分この方はもうそこには行かないんだろうな、というのが

うっすら伝わってくるというか(笑)

 

 

渋滞するのは、基本的にどのエリアもあまり変わらないと思います。

「ここは必ず渋滞するポイント」

はもちろんありますが、挙げたらキリが無いです。

 

例えば工事中だったり、学校の送り迎え時間に当たったり(これが原因で渋滞になる所、結構あるはず)雨が降る等、時間帯によっても、渋滞状況はかなり変わります。

それを、1、2回通っただけで、情報として、

「渋滞してました。」

と言うのはちょっとナンセンスかなと。

 

後は慣れもあるはず。

自宅の周りや近所だと、混む時間帯・場所を把握していて、

また、その地域の人しか知らないような抜け道もあると思います。

見慣れてるし分かってるし、回避方法も知ってるから、住んでる人からしたら「別にフツー」だと思うはず。

でも、一見さんからすると「渋滞」なんですよね。

 

 

「渋滞」と感じる感覚は人それぞれです。

でも、この一言がブログ内で与える影響は想像以上に大きい。

なぜなら、

ジャカルタで生活している人達にとって、渋滞は生活の一部であり、ストレスの大半であったり、多大なる営業妨害であったりする。

 

つい当たり前のように

「渋滞でさー」

と口には出してしまうけども、本当は逃れられるなら皆逃れたいはずです。

 

きっと

「どこも渋滞してる」

って分かってるはずなのに。

 

求めてるの   頭では分かってるのに

欲してるの    カラダは止められない

地獄から救って

(赤いラインから)

天国へ連れてって

(緑のラインへ)

Let's get on let's get on Yeah

(Google Map〜)

 

Ah 渋滞情報くれ〜

 

 

作詞難しい。。。

 

おそらく、無意識のうちに、渋滞という言葉に反応する人も多いのではと思います。

そこに、敢えてブログやSNS等

"公の情報提供の場"で「渋滞」と言うこと…

 

言葉にはし難いけど、重い言葉だなと。ふと思ってしまいました。

 

 

 

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